2005年06月15日
ワイヤーカット後の表面スラッジ(変色、錆、腐食)除去作業:真鍮偏
- 2bo2bo
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ワイヤーカット後の表面スラッジ(変色、錆、腐食)除去作業は、金属材料ワークがステンレス(SUS304)でしたが、真鍮も以前やったのでちょっと書いておきましょう。
昨日の記事でも書いたように、ワイヤーカットによる金属材料ワークの放電スラッジ(変色、錆、腐食)は、真鍮や銅などの伸銅品(銅合金)が特に変色(スラッジ、錆、腐食)を受け易いようで、変色がはげしいみたいです。
写真の下にあるワークのように変色します。(金属材料ワークは、真鍮 C2801P)
銅、真鍮専用の洗浄剤を使用してこの変色を除去すると、上の写真のようになります。
みごとにピカピカになります。
使った洗浄剤は、大阪の金属表面処理屋さんからアドバイスを受けて提供して頂いた弱酸性の洗浄剤です。
この洗浄剤、効き目バツグンです。
この洗浄液に、金属材料ワークを数秒間程度浸漬するだけで、あんなに焼け焦げたような変色(スラッジ、錆、腐食)がホント一瞬にして除去されちゃいます。
一瞬でピカピカです。
その作業の手順としては、(うちでやってるやり方です)基本的にステンレス用の洗浄剤と同じです。
浸漬時間が短いだけ。
1.前処理として、軽く汚れや脱脂をする
2.専用の洗浄剤に金属材料を浸漬する。
3.数秒程度(この洗浄剤の場合)浸漬後、引上げてよく水洗い。
4.十分に乾燥させる。
という具合です。
世の中にはいいものがあるもんですねぇ。
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