C2801P 真鍮板のハンダ付け(半田付け) 板金加工
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真鍮板(C2801P t1.0)で、ハンダ付け(半田付け/はんだ付け)の板金加工。
【板金加工 : 真鍮 C2801P t1.0 ハンダ付け(半田付け/はんだ付け)】
真鍮板にハンダ付けするような板金加工は、まずめったにやらないんですが、ネット経由でご注文頂いているお得意様からどうしても、との依頼だったので加工しました。
ステンレスとかににハンダ付け(半田付け/はんだ付け)だったらたまにやるんですけど。。。
本来は真鍮板を溶接構造の板金加工だったんですが、うちでは真鍮の溶接はできなかったのでお断りしたのですが、じゃぁ、ハンダ付け(半田付け/はんだ付け)でもいいから・・・とのことだったのでお受けしました。
真鍮のきれいな金色にハンダ(半田)がのる訳ですから、本当は見た目的にもイマイチなんですけど(^^;。
ということで、早速半田(ハンダ・はんだ)の調達から・・・(汗)。
真鍮や銅製品にも使える、金属加工用のハンダ(半田・はんだ)と、板金用のフラックスを調達しました。
金属加工用のはんだは、スズ含有率:45%、ヤニなし、線径:φ1.6、融点:183〜227℃、のハンダでした。
板金用のフラックスというのはこちら↓
市販で売ってます。
板金用フラックスの成分は、塩化亜鉛、塩酸、塩化アンモニウム、水 で、強酸性です。
使い方としては、
・接合部の油や汚れを紙やすりなどできれいに取り除く。
・接合部にこのフラックスを添付後、はんだこてで接合部を良く加熱してハンダ付け。
・接合後は水洗いを十分行う。
といった具合です。
で、完成品としてはやっぱり見た目としてはあんまりきれいじゃなかったですね・・・。
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質問があるんですが・・・高圧(10?/cmぐらい)の部分の真鍮の亀裂も上記のやり方で大丈夫なんですか?
tanguさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
さて、ご質問の件ですが、無理なんじゃないでしょうか。
まぁ、正直なところは技術的にその程度の強度を保証できる半田付けの方法があるのかどうか、詳しくは分かりません(^^;。
申し訳ありませんが。。。
少なくともうちではやったこともないし、できません(泣)。
ちなみに写真の部品の場合は、板がくっついて組みつけられれば良い、という程度のものです。
ご参考になったかどうか・・・。
取りあえずお返事まで。
ご丁寧にありがとうございました。とても参考になりました。いろいろと考えた結果アセチレンのガス溶接でなんとかなりました。耐圧試験も問題ありませんでした。
tanguさん
こんばんわ。
>ご丁寧にありがとうございました。とても参考になりました。
いえいえ、参考にして頂いてありがとうございます。
>アセチレンのガス溶接でなんとかなりました。耐圧試験も問題ありませんでした。
よかったですね。
またここに遊びに来てくださいね。
ではでは。