C2801P 真鍮(真ちゅう、真中)板 の豆知識 : 板金加工 サンプル付
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まずは、C2801P 真鍮(真ちゅう、真中)板の板金加工 サンプル写真。
【板金加工 :真鍮(真ちゅう、真中) C2801P t1.0 : 試作加工】
ネット経由でご注文頂いた小物・薄板 C2801P 真鍮(真ちゅう、真中)板 板金加工部品です。
長井技研ホームページの製品紹介4にも掲載、更新しておきました。
ここで、この材料についてちょっと豆知識・・・
【真鍮(真ちゅう、真中) 豆知識】真鍮(真ちゅう、真中)は銅と亜鉛の合金です。黄銅とも言います。
真鍮(真ちゅう、真中)には3種類あり、銅と亜鉛の配合によって、真鍮(真ちゅう、真中)1種、2種、3種があります。
3種それぞれは、記号で表すと以下となります。
・真鍮(真ちゅう、真中、黄銅) 1種 : C2600 (旧呼称 : Bs1)
・真鍮(真ちゅう、真中、黄銅) 2種 : C2700 (旧呼称 : Bs2)
・真鍮(真ちゅう、真中、黄銅) 3種 : C2801 (旧呼称 : Bs3)・・・本 板金加工で使用真鍮(真ちゅう、真中)1種は銅(70%)、亜鉛(30%)の配合で、深絞り、メッキ性が良好で自動車用ラジエター、薬きょうなどによく使われるそうです。
真鍮(真ちゅう、真中)2種は銅(65%割)、亜鉛(35%割)の配合で、これも絞り加工性が良く、カメラ、魔法瓶などにもよく使われるそうです。
真鍮(真ちゅう、真中)3種は銅(60%割)、亜鉛(40%割)の配合で、強度が高く、一般板金加工用に使用されます。ちなみに、上記写真の板金加工も、この真鍮(真ちゅう、真中)板 3種(C2801P)での板金加工です。
また、この材料の硬さは、1/4硬質(1/4H)ですが、1/4Hとは、軟質の材料を軽く冷間加工して硬くしたもので、光沢があり、曲げたり軽く絞り加工をするものに適しています。
以上、真鍮(真ちゅう、真中) 一口メモでした。
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