2005年08月31日

アッパースペーサー

アッパースペーサー というそうです、この部品↓

アッパースペーサー 機械加工部品 : アルミニウム合金 A2017P(17S : ジュラルミン) t10.0 : 車パーツ
【アッパースペーサー 機械加工部品 : アルミニウム合金 A2017P(17S : ジュラルミン) t10.0 : 車パーツ】

製品写真は長井技研ホームページ製品紹介4にも掲載、更新しておきました。

ネット経由でご注文頂いたお客様のアルミニウム合金製の機械加工部品です。
毎度どうもありがとうございます。

実はこの部品、アッパースペーサーとしてはまだ完成形ではありません。
お客様自身でこれに手を加えられ、完成形としてはこちらになります(お客様のブログ)。↓


今年もあと4ヶ月に - の5 【 みんカラ 】 ブログ

アッパースペーサーとは、車のショックアブソーバーを社外品に交換した際に、全体の長さが不足の為、全長修正スペーサーとして使うものだそうです。
何処のメーカーからも出ておらず、レース専門のガレージ販売店が特定車種限定で販売してるそうです。

車好きの方ならこのアッパースペーサー、ご存知なんでしょうか。
ちなみに私は知りませんでした(^^;。

加工依頼頂いたお客様は、このアッパースペーサーが完成ということで車高調整にチャレンジとのことです。
うまくいくといですね。

ではここで本日の豆知識を一つ・・・

このアッパースペーサーの材質はアルミニウム合金ですが、アルミニウム合金の中でも、A2017Pという板を使ってます。

A2017とは、通称『17S』とも言われますが、旧呼称でジュラルミンとも呼ばれます。

2000系のAl-Cu合金で、強度が高く、切削加工性も良好のため、厚板では A5052 の次に需要の多い材料のようです。
強度・切削加工性は良いですが、耐食性、溶接性には劣ります。
焼入れ材のため、板面はやや黒っぽくなっています。

用途としては、航空機用材、自動車用部材などに用いられる場合が多いようです。

以上、本日の豆知識でした。






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